パニック障害

パニック障害とは

パニック障害とは

パニック発作と呼ばれる急に起こる激しい動悸、息苦しさ、胸痛、めまい、吐き気などによって「死んでしまうのでは」という強い不安感や恐怖感を伴う発作が短時間発現する現象です。

パニック発作が繰り返し起こることで、また発作が起きるのではないか?発作を起こした場所や状況を避けようとする行動をとるなどがみられ、ひどくなると外出が困難になり、日常生活に支障をきたすこともあります。

治療は抗うつ薬や抗不安薬を用います。薬物療法で症状はよくなることが多いですが、服用を中止することで症状の再発もあるので主治医と相談しながら薬剤の調整を行うことが大切です。

また心理療法としては、パニック発作を起こすような状況に徐々に慣れるように訓練していく暴露療法や発作が起きると死んでしまうのではといった極端な考え方の修正を行う認知行動療法があります。